革とは言えない!
- 2019.07.27
- BAHARI話
海外工場(バンコク近郊)には年に数回行きます。
新作の打ち合わせ、オーダーの打ち合わせ、注文分の確認などなど。
やはり現地に行って、職人さん達と顔を合わせないと良い作品は出来ませんね。
さて、バンコクのイメージですが、
行ったこと無い人は、「東南アジア」というイメージが強いかもしれません。
しかし、それは既に20年前の頭かもしれませんよ。
現在はオシャレなカフェはもちろん、高級ブランドもどこにでも入ってますし、
欧米人も多く、料理も美味しい。
デパートでは高級車が売ってたり、日本のデパートよりも賑わっているかもしれません。
ちょっと時間があったので、
久々に10年くらい前に一緒に仕事をしていたおじさんの店に来ました。
ハンドメイドの革製品のお店です。
自分用にとショルダーバッグをゲット。
最近、こんなバッグ持ってる人いないから、この秋から使ってみよう。笑
あとは工具屋巡り。
エイの革はリン酸カルシウム(象牙質、エナメル質)です。
とても堅い。
普通には縫えないですし、処理も普通じゃないんです。
だから、こんな工具も使ったりします。
ガルーシャは日本で縫える職人さんは少ないです。
と言うより、縫いたくないですね。糸が切れるし針も折れますので。
タイのバハリの職人さんは、「削る」という作業も日々研究してます。
そして工業用品も自在に操ります。
これを使ってみようか、あれを使ってみようか・・・と、日々研究ですね。
革職人の領域を超えないと、良いガルーシャ製品は出来ません。
もはや、「革」ではないです。
「金属!」
私も縫いたくないです。笑
タイ職人さん達に感謝。
谷本
バハリ(BAHARI)のECサイトも是非是非見て下さい。