革とは言えない!
- 2019.07.27
- BAHARI話
![革とは言えない!](https://stylecom-jp.com/bahari_pick/wp-content/uploads/2019/07/bahari-2019-0727-7-890x500.jpg)
海外工場(バンコク近郊)には年に数回行きます。
新作の打ち合わせ、オーダーの打ち合わせ、注文分の確認などなど。
やはり現地に行って、職人さん達と顔を合わせないと良い作品は出来ませんね。
さて、バンコクのイメージですが、
行ったこと無い人は、「東南アジア」というイメージが強いかもしれません。
しかし、それは既に20年前の頭かもしれませんよ。
![ドーム](https://stylecom-jp.com/bahari_pick/wp-content/uploads/2019/07/bahari-2019-0727-8.jpg)
![バハリの旅](https://stylecom-jp.com/bahari_pick/wp-content/uploads/2019/07/bahari-2019-0727-4.jpg)
![アート好き](https://stylecom-jp.com/bahari_pick/wp-content/uploads/2019/07/bahari-2019-0727-3.jpg)
現在はオシャレなカフェはもちろん、高級ブランドもどこにでも入ってますし、
欧米人も多く、料理も美味しい。
デパートでは高級車が売ってたり、日本のデパートよりも賑わっているかもしれません。
ちょっと時間があったので、
久々に10年くらい前に一緒に仕事をしていたおじさんの店に来ました。
ハンドメイドの革製品のお店です。
自分用にとショルダーバッグをゲット。
最近、こんなバッグ持ってる人いないから、この秋から使ってみよう。笑
![お世話になってたおじさんの店](https://stylecom-jp.com/bahari_pick/wp-content/uploads/2019/07/bahari-2019-0727-5.jpg)
あとは工具屋巡り。
エイの革はリン酸カルシウム(象牙質、エナメル質)です。
とても堅い。
普通には縫えないですし、処理も普通じゃないんです。
だから、こんな工具も使ったりします。
![工具好き](https://stylecom-jp.com/bahari_pick/wp-content/uploads/2019/07/bahari-2019-0727-6.jpg)
ガルーシャは日本で縫える職人さんは少ないです。
と言うより、縫いたくないですね。糸が切れるし針も折れますので。
タイのバハリの職人さんは、「削る」という作業も日々研究してます。
そして工業用品も自在に操ります。
これを使ってみようか、あれを使ってみようか・・・と、日々研究ですね。
革職人の領域を超えないと、良いガルーシャ製品は出来ません。
もはや、「革」ではないです。
「金属!」
私も縫いたくないです。笑
タイ職人さん達に感謝。
谷本
バハリ(BAHARI)のECサイトも是非是非見て下さい。